紅参と六年根を学ぶ

高麗人参の選び方と効果・効能などについて解説しています。
さらに歴史を紐解くことで、知識を深めることも可能です。
多岐にわたる素晴らしい薬効を持った高麗人参の魅力を感じてください。

プロフィール

文字サイズ変更→ 大きくする小さくする元に戻す

紅参と六年根を学ぶ

バナー

高麗人参は漢方薬に用いられる生薬のひとつです。
地域によっては、オタネニンジン・チョウセンニンジンなどの名前の違いがありますが、
これらは全て同じものだと考えて間違いないでしょう。

中国や韓国などのアジア地域をはじめとして、この高麗人参は世界中で愛されています。
その背景として挙げられるのは、効果と効能の素晴らしさでしょう。
古くは中国などで仙人の薬「仙薬」とも呼ばれるほど高い評価を受けていましたし、
「万能薬」と称されるほど薬効は多岐にわたるのです。

私は美容やアンチエイジングなどの方面にも効き目があるという事を知り、
その点でも興味を持って飲用を続けていますが、
実年齢よりも肌が若いと言われることが結構あります。
自慢みたいになってしまって恥ずかしいのですが、やはりお世辞でも嬉しいものです。
これも高麗人参のおかげだと思っています。

しかし、こういった様々な効果をもたらしてくれるのは一体どんな成分なのでしょうか?
その答えとして挙げられるのが「サポニン」です。

サポニンはガンを予防したり、ストレスを解消したり、免疫力を上げて風邪を治したりするほか、
先述したように美容やアンチエイジングなどにも高い効果を発揮してくれます。

そのため、サポニンを豊富に含んでいる高麗人参ほど品質が高く評価されます。
では、どうすればサポニンの含有量を見極められるのでしょうか?

六年根はサポニンが豊富な高麗人参の条件

高麗人参の栽培には途方もなく長い時間がかかります。
まずは土地探しから始まり、土地を整備して栽培の準備も必要です。
この土地整備には約2年もの時間がかかると言われており、
そこから収穫までにはさらに6年かかります。

そして、種うえから収穫までに六年かかったものは、
「六年根」と言われています。
この他にも種うえから収穫までに4年かかったものは、
「四年根」などと表現します。
一般的に、栽培開始から収穫までにかかるのは最短で4年です。
それ以下だとサポニンの含有量が非常に乏しいのです。

そして、六年根はサポニンの含有量が最大にまでなった段階・・・
だと言われています。それ以降になってしまうと、
虫の害が酷くなったり、根が腐ったりしてしまいます。

そのため、七年根以降は研究の対象としてしか栽培されません。

つまり、六年根は最高級の高麗人参の条件ともいえるのです。
六年根に含まれているサポニンの量と質は圧倒的に高いので、
製品を選ぶときは必ず基準にしましょう。

紅参もサポニンを見極めるポイント

サポニンの含有量を大きく左右するとして挙げられるポイントがもう一つ。

それが「加工法」をしっかりと見極める事だといえるでしょう。
高麗人参の加工法は大きく分けると3つに大別できますが、これをしっかりと頭に入れておけば、
より素晴らしい製品と巡り合うことが出来るはずです。

水参

これは言わば「生のままの高麗人参」を指しています。このままの形で市場に出回ることもありますが、殆どの場合で白参か紅参に加工されていきます。新鮮であるというメリットがありますが、水分が非常に豊富に含まれているため、有効成分が分解されてしまうというデメリットもあります。保存が効かないというのも大きな難点です。高麗人参酒や高麗人参茶に用いられることもあります。

白参

保存を目的として加工されたのが始まりで、収穫直後の高麗人参を洗い、天日で干したものを指します。一般的には皮を剥いてから干すという工程をとりますが、一部の白参は皮を剥かずに天日干しすることもあります。これを皮つき白参と呼びます。サポニンの含有量は紅参に劣ります。煎じたり料理に用いたりと使用方法もごく一般的です。通常は四年根を白参に加工するようです。

紅参

これも最初は保存が目的で加工されたものです。見た目は名前の通り、紅っぽい色味をしています。サポニンの含有量は他と比べると圧倒的に高く六年根と同じく最高級の高麗人参の条件といえるでしょう。加工は皮つきで行われます。皮にサポニンが豊富に蓄えられているというのが大きなポイントとなるでしょう。ちなみに、セイロなどで皮ごと蒸して乾燥させたものを紅参と呼びます。