高麗人参の賢い選び方

高麗人参の選び方と効果・効能などについて解説しています。
さらに歴史を紐解くことで、知識を深めることも可能です。
多岐にわたる素晴らしい薬効を持った高麗人参の魅力を感じてください。

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栽培に向いた土地

基本的に気候条件が合っている土地であれば、高麗人参はどこでも栽培することができます。

根の形を左右するのは土壌の質と水分のバランスにあり、干ばつでも一定の水分が供給・維持される保水性に優れた土地である一方、梅雨時でも過湿にならない通気性の良いところがベストとなっています。
土壌水分については、一年通して50~60%が適量で、これ以上でも以下でもの栽培には適しません。

これらの条件を満たす場所は限定されており、朝鮮半島や日本では水はけのよい山間傾斜地や、排水に便利な傾斜地のほか、平地では熟畑などが選ばれています。

栽培に適した土地が見つかったら、高麗人参の栽培に向けて土作りを行います。

高麗人参はアルカリ性に弱く、酸性土壌を好む植物なので、アルカリが強い土壌には酸性の強い山土などを混ぜて調整します。

また、高麗人参は化学肥料を使ったり、多肥栽培した場所で栽培すると根腐れを起こす可能性があるため、化学肥料を使わず、土作りも有機物を中心に行います。

現在、韓国でおよそ2000トン、中国で6000トン、日本で100トンの生産があると言います。
朝鮮半島の北では開城地域の周辺、南では忠南・錦山地方、江華島、慶北・豊基地方をはじめ、ほぼ全域で生産されています。
中国では東北部・吉林省をはじめ遼寧省、黒龍江省が主な生産地であり、長白山(白頭山)のふもとで育てたものについては「長白山人参」と呼んでいます。

日本では福島県会津地方、長野県東信地方(国産の70%を占めます)、島根県松江市大根島(旧八束町。

「ここで栽培している物は人参ではなく大根です!」と言い張り、人参の存在を外部に隠していたことから『大根島』と呼ばれるようになったという言い伝えも)が生産地となっており、主に台湾、香港への輸出品です。

品質の面で優劣はないのですが、日本国内ではコストの面で韓国産、中国産に太刀打ちできず、国産の高麗人参(オタネニンジン)は国内ではほとんど流通していませんでした。

ネット通販によってコストカットが可能になってからは、国産の商品も買えるようになっています。