高麗人参の賢い選び方

高麗人参の選び方と効果・効能などについて解説しています。
さらに歴史を紐解くことで、知識を深めることも可能です。
多岐にわたる素晴らしい薬効を持った高麗人参の魅力を感じてください。

プロフィール

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高麗人参の栽培

高麗人参は気候条件などが似ているところでは、世界各地に広い分布を持ち、朝鮮半島だけでなく、日本、アメリカ、カナダ、中国、ロシアなどでもわずかながら栽培されています。

一般に非燥、非陰、非陽といって、暑からず寒からず、水はけが良いことが高麗人参の栽培条件とされています。各地で栽培される高麗人参のは成分上にはそれほど目立った差はないといわれています。しかし、高麗人参は植えた土地の栄養分全てを吸収して育つため、1つの土地で栽培できるのは栽培者1代につき一度限りといわれてきました。

近年は、田んぼで稲と輪作させるなど、土壌の改良法が進歩し、作付けのサイクルは短縮されつつありますが、それでも次の作付けまで十数年~20年かかるため、非常に貴重な植物として扱われています。

栽培の流れ

1.土作り

化学肥料や堆肥の使用は濃度障害を起こし、高麗人参の育生を阻害する原因となります。そのため、土作りではトウモロコシやソルガムなどの作物を青いうちに刈り取ったものを肥料として使用します。
有機物を使った土作りは非常に手間ひまがかかり、1~3年を要します。

2.種まき

高麗人参は直射日光を嫌うため、栽培には日覆いの小屋が必要となります。この時、全て日陰にするではなく、朝日だけを浴びるようにするのがポイントです。
種をまいてからおよそ4年目に開花・結実し、7~8月上旬頃に実をつけます。

3.収穫

高麗人参は茎につく葉柄によって栽培年数が分かるようになっています。1年目には1本、2年目には2本と増えていき、6年目に6本となります。
高麗人参の収穫は4年目~6年目の時期となりますが、生育期間は水分と土壌菌による根腐れをはじめ、水害による流出や台風の被害、害虫などいろいろな障害があり、立派な高麗人参を育てるのはとても困難な作業なのです。

4.土を寝かせる

収穫し終えたら、連作障害を避けるため、10年ほど土を寝かせることになります。その間は特に人の手を加えず、自然の力で栄養分を回復させます。