高麗人参の賢い選び方

高麗人参の選び方と効果・効能などについて解説しています。
さらに歴史を紐解くことで、知識を深めることも可能です。
多岐にわたる素晴らしい薬効を持った高麗人参の魅力を感じてください。

プロフィール

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高麗人参の仲間

高麗人参ウコギ科に属する多年生の宿根草です。
このウコギ科に属する高麗人参の仲間には、田七人参、西洋人参、シベリアや中国黒龍江省、朝鮮半島北部に生育するシベリア人参などがあります。
共通点もありますが、それぞれ異なる特性を持っています。

田七人参は、中国の雲南省から江西省にかけて採れます。
出血を止め、漆のように粘って傷口をしっかりと癒合するもので、打ち身、潰瘍、ガンなどに効き、肝臓の血流をよくします。

西洋人参は北アメリカが原産で、アメリカ東部、カナダの肥沃な土地に自生しています。
体の働きは元気にしながらも中枢神経を抑制し、沈静化させる作用があります。
補気作用は高麗人参よりやや弱いものの、解熱、鎮静、鎮痛によいとされ使用範囲が広くなっています。

高麗人参と朝鮮人参

高麗人参朝鮮人参は同じものです。
別名が数百もあると言われていて、産地を表す「錦山人参」「信州人参」「出雲人参」「会津人参」、形を現す「孤児参」「陰陽参」「鳳参」、加工法の違いを現す「白参」「紅参」「水参」、根の部分を現す「ヒゲ人参」「尾参」「折人参」などの呼び名がありますが、植物的には同じものです。

高麗人参の名前の由来は、「王氏高麗が滅んで李氏朝鮮になっても中国では朝鮮を高麗と呼んでいた」「高句麗産の人参を特に高麗人参と呼んだ」など、いくつかの説があります。
現在では日本産と区別するために、韓国産のものを特に高麗人参と呼ぶようです。

高麗人参とニンジン

高麗人参は学名を「Panax ginseng」別名オタネニンジンとも言い、ウコギ科でウコギ、ウド、ヤツデ、の仲間です。
赤くて馬やウサギの大好物な、セリ科のニンジンとは全くの別種です。
昔は、薬用の高麗人参と区別するために芹人参(せりにんじん)と呼ばれていました。
セリと同じような葉をしていたからです。それが食用として広く利用されるようになり、いつしか「芹」が取れたようです。
日本に最初に伝わったのは細長い東洋系品種でしたが、栽培が難しいため、今では栽培が比較的容易な太くて短い西洋系品種が主流になっています。